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大阪府青少年問題協議会の傍聴レポート(月子)

大阪府青少年問題協議会の傍聴レポートです。(8月31日、大阪市ドーンセンターにて)

傍聴してメモしたことをまとめていますが、誤字脱字、また私の理解が足りない部分、曖昧な部分、誤解している部分もあるかもしれませんがその場合は申し訳ありません。
また、個人的に最重要と思われることのみを書きました。他にも色々なお話がありました。

協議会では、大阪府の規制に関する簡単な歴史、都条例に関すること、今回府の実態調査に基づく青少年課の意見について説明がありました。

■青少年課と協議会が共に問題にしていること

①ジュニアアイドル雑誌(雑誌の写真のスライド上映)
②インターネット上の有害情報
③雑誌に掲載されている出会い系サイト(雑誌の写真のスライド上映)

■協議会メンバーが問題にしていること

①漫画やアニメといった創作物における性表現
(青少年課としては実態調査を行った結果、現行の条例で規制できるという意見)


という感じです。

児童ポルノに関しては、国際的な動きなので、むしろ条例でどうこうというよりは国レベルでの協議ではないか…とのことです。


まず、協議会の感想ですが、せっかく20名以上のメンバーがいるのに、発言をされたのは6~7名程度で、園田先生以外は規制推進派という感じでした。
他のメンバーがどのように考えておられるのか知りたかったです。どんな意見でもいいから、それぞれのお立場で考える規制についてのご意見を伺いたかったです。
あまり有意義な会だとは感じられませんでした。
今後、専門家8人に絞って専門委員会をするそうです。それは最初から決まっていたという風で、だったら今日の会は何だったんだろうという感じです。

警察の方と一部の規制(強硬)推進派の方は、非実在青少年の創作物に関しても規制をすべき…というお考えのようです。
単なるゾーニングではなく、「大人にも見せない」や「出版・販売の時点で何らかの規制ができないか」というようなワードも出てきました。
警察の方は、そういった創作物によって「子供への性暴力を肯定するような風潮を是正するために」というようなことを仰っていました。
また、「せめて出版社に対して努力義務みたいなものをできないか」と仰っていましたが、他のメンバーから「努力義務って意味ないよね」とつっこまれていました。
警察の方の口から、「有害図書を持っている青少年は補導の対象になりゆる」という言葉を実際に聴くと、有害図書指定というものの重さ・怖さを感じました。
規制推進派の方は、条例があっても罰則が適用されなければ意味がないのではないか。条例の実効性についてご不満のようでした。
平成3年に大阪府は条例を改正し、かなり厳しくなったようですが、ちゃんと検挙して罰しないと条例だけが厳しくても意味ない!というようなことだと思います。
実際には検挙された例はあるようです。
また、「こんな議論をしてたら前(規制強化)に進まない」とご不満のようです。


性犯罪加害者と接しているらしい方のご意見で、「加害者はむしろ生身の人間より性ファンタジーの方を重要視している」とのご意見がありました。
それを受けて、規制慎重派の園田先生が、
「アメリカのポルノは無修正、日本のポルノはモザイクがかかっているが、アメリカでは、むしろモザイクがかかって妄想できる日本のアダルトビデオの方が危険という認識がある。アメリカのポルノは即物的で動物の交尾みたいだけど、日本のものは情緒的でモザイクがかかっている分妄想できる。だから、創作物における性ファンタジーの方が危険」
という考え方があるとのご紹介がありました。
色んな考え方を紹介する園田先生は公正な方だと思いました。

また園田先生から、児童虐待に取り組むNPOなどにも色々な意見があり、逆に「子供の権利条約」ゆえに規制に慎重な意見を持つところもあるようです。
なぜなら、「子供の権利条約」では、「子供の知る権利」と「性的自己決定権は子供にもある」となっているからだそうです。


今後の日程ですが、8人のメンバーによる委員会を経て、10月下旬に知事への答申、来年2月には条例改正案提出の方向のようです。

以上

<文責・月子>


※コメントの承認が遅くなって申し訳ありません。
また、過去記事のコメントをうっかり全部承認してしまったのですが、中に管理者への個人的な連絡を含む記事があったため、何かの迷惑がかかるといけないので削除いたしました。(非表示に戻せないため)ご了承くださいませ。
今後、基本的にコメントは承認のうえ公開させていただきます。ですので、管理者にのみ伝えたいコメントに関しては「非公開」を選択するようにしてください。ただし、内容によっては承認しないこともあります。その上でコメントをいただけましたら幸いです。(9/12義月)
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No title

お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
私が、今回の青少年問題協議会の情報を知ったのは、
会議が終わった後でしたので、レポート助かります。
お互い、無理をしない程度に、頑張りましょう。

園田先生が言われた、アメリカでは日本のポルノの方が妄想できて危険と考えられているというのは、どういう方たちの考えなんでしょうね。
そんな説があるなんてびっくりです。

青少年を守る条例のはずなのに、肝心の青少年を危険な状況にしようとしているし、本当に誰のための条例かと思います。

「専門家」とは何をやっているどこのだれなのでしょうか?

実際に子供にポルノを見せても何も害はないのに、なぜ規制しようとしているのか不思議です。私は、すでに10年以上、子供にポルノを見せていますが、何も悪影響はありません。

http://academism.blog6.fc2.com/blog-entry-7.html

その会に出ている「専門家」というのはいったい何をやっているのでしょうか?

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