スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大阪府青少年健全育成審議会第3部会 傍聴レポート

冒頭にこの審議会、任期が翌日限りであり、続きは次の審議会で審議されることが伝えられました、新しい体制でもスムーズに引き継げれば、とのこと です。
そして、今日の出席委員は野口、岸本、金田、渡辺委員の4名で、園田、山上委員は欠席でした。
まずは少女のモデル撮影スタジオ、撮影会、図書類、DVDなどの販売状況、大阪 府警などによる児童ポルノ摘発例、などが発表されていました。少女 のセーラー服を めくっていったら下着が、と思ったらそれは水着でした、なんていう例があったそうです。
これらに関して条例制定以来どぎついものは抑えられ、効果は上がっていると発表されましたが、それに対して野口委員はあまり変わっていないと異議 を唱え、それに対して岸本委員が保護者の意識が問題だという見方が示されました。

そのあと討議となり、

渡辺委員 15歳以下がモデルとして使われていないよう、一切の疑いをもたれないようにコミック誌も含めて月2回チェック、大手は100%近くそ ういったものは出していない、しかし大手以外の出版社ではそういうチェックを逃れているものもある。

野口委員 それなりに業界としては努力しているようだが、児童ポルノではない全年齢のものでも問題ではないか、大人向けとしてもギリギリのものがある、子供に悪影響、児童ポルノ法の趣旨とは離れるかもしれないが。

渡辺委員 ちゃんと包装、区分されている。

野口委員 歯医者に週刊誌が置いてあったりするのだが袋とじを開けたら過激だったりもする、これでは子供の教育に悪い。

青少年課事務局 あと少女モデルは子供が自ら希望していたり。

渡辺委員 雑誌には親からの売込みが非常に多い、親の意識が問題だ、大人向け は表現の自由などもあり、週刊誌袋とじでほぼヌードなどということもあるが、子供の問題とは分けて考えなければ、幼いときにそういったものを撮られて大きくなった時にどれだけ傷つくか。

金田委員 東京の条例もあったが、ちょっと東京の出版社には意識改革してもらわなくては、行儀の悪い出版社には協会に入るなど、自主規制をしてもらわ なければ。

金田委員 書店としても行儀の悪いものは売りたくない、大手はちゃんとそこのところ吟味している、しかし小さなところは取り次ぎ任せ、そこではポルノ的なものが野放しだったりそれくらいひどい、協会に入ってなかったりするとどうしようもない、週刊誌袋とじ、なんでこんなものが、センス無さすぎ。

野口委員 協会に未加入のものも定期的にチェックしなければ。

岸本委員 保育ママ制度が、あれはいわば密室で素人が関わるものだから、中には変なのがいて密室の中で児童ポルノに結びついたりしないか。

野口委員 児童ポルノだけでなく、普通に虐待も心配、カッとなって思わず手を出してしまうことも。

(恐らく金田委員) この件について啓蒙がほとんどされていない、学校などで性教育をしているところは多いが、条例は伝わっていない、教委に聞いても、ハイそうです か、これは犯罪なんですよともっと啓蒙してほしい。

岸本委員 子供たちが誰か一人を裸にして撮るということが蔓延している、これが犯罪であるという意識を育てなければ、そういうことをされてショッ クだったり、それほどでもなかったり、差は大きいようだが。

野口委員 完全に犯罪やわなあ、厳しく指導せなあかんなあ。

不明 実在する児童のものは議論云々じゃない、重大な問題。

次にインターネットの状況、インターネットホットラインセンターのブロッキングの成果で平成23年度はネット上児童ポルノが減少に転じたこと、協力プロバイダが9社から79社に増加したこと、あとそれをかいくぐる手段としてのファイル共用ソフト、滋賀県警によるその利用者への警告メールと いった対策についての説明が行われました。

青少年課事務局 5月議会で維新の会、中村議員からの発言で児童ポルノ単純所持を禁じた奈良と京都の条例、京都は1月から施行したがまだ摘発例はない、けん制としての効果が見込める、大阪でも罰則を設けたらどうかという提言があった。多面的にい ろいろ意見を伺いたい。

努力しなければ。
岸本委員 蔓延するのが問題ということなのか、元々の意義は子供を守るということのはず、ただそういうものが蔓延して風紀に悪影響ということなら アニメなど非実在のものも範疇に入ってきてしまう、ばら撒くのを禁止する為に所持を禁止するということなのか、それは虐待防止につながるのか、それよりは被害者を作らない為の方策を優先したい。

野口委員 被害者を作らせないというのがポイント、図書類がマシになったとはいえ安心できない、被害者を守るということが大切、それが薄らぐ傾向にある。

岸本委員 そういう児童ポルノ愛好家がいるとして、それだけで悪いといっていいのか。

野口委員 再犯を繰り返す児童性犯罪者がいるとして、そういう者には病気が再発しないようにしないといけないが、この場合本当の加害者は親とかで、買ったりする方は加害者なのか。

岸本委員 例えばタバコ、ギャンブル依存症患者などは被害者なのか、加害者なのか。

野口委員 雑誌を買ったりするのは被害者でもあり加害者でもある。

岸本委員 私は実際の性的虐待を防止する方が先だと思う。

金田委員 児童虐待はここで問題にすることじゃないと思う。やはり大人の責任ということだろう。子供を使って金儲け、許せない、防止するのは大人の責任、その為には罰則設けていい、繰り返すのには何かある、この際人権などは無視して再犯防止のためGPS取り付けたり、監視するくらいのことはしないと。

渡辺委員 ネットで検索したりすると色々出てきてしまう、ネットを取り締まらないと解決にならない、すぐに雑誌が槍玉になるけどそれはないでしょ、ネットで凄いのが見れちゃうんだから。

不明 プロバイダを使って定期的に監視しないと。
岸本委員 雑誌などのように金が絡まってきたりしないと大した規模にはならないのでは。

こういったところです、次回予定などは示されませんでした。

あと資料の最終ページには5月議会の知事の答弁が載っていました。

(知事)「子供を対象にした、わいせつな写真や画像が世の中に出回っていることは決して許されないものであると思っている。何とかしなければなら ないという思いは私も議員と同じ。
昨年3月の青少年健全育成条例の改正では、新しい概念を打ち出し、府として現行法令犯意で可能な限りの内容としたもの。
また、罰則については、条例で規定することに対する課題もある。
しかしながら、(ここから最後まで下線)条例改正から1年を経過しており、実態を十分把握した上で、ご指摘の点も踏まえ、大阪府青少年健全育成審 議会でしっかり議論いただき、その結果を踏まえて府としての対策を進めていきたいと思う。」
何だか当局(警察?)のやる気が伝わってきます。

<レポート:タヴァナー、協力:kamon、編集:義月粧子>


最後に、hiroujin (甲賀志)さんには審議会の存在を教えていただき感謝いたします。この連絡がなければ誰も気付かないままでした。
また今後も突然の告知があるかと思いますが、気付かれた方は遠慮なく義月(@syoukoy)にメンションとばしていただければと思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
プロフィール

表現規制を考える関西の会

Author:表現規制を考える関西の会

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。