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大阪府青少年問題協議会第2回青少年育成環境問題特別委員会 傍聴レポ

大阪府青少年問題協議会第2回青少年育成環境問題特別委員会

議題:青少年を取り巻く有害環境の整備について
日時:平成22年10月15日 10:00~12:00
場所:大阪府公館

出席者:森田委員(委員長)、岸本委員、金田委員、磯野委員、園田委員
事務局より4名

内容:出会い系サイトの広告について
   インターネット上の有害情報
   風俗求人誌について
開始
事務局司会(名前聞き落とし)から挨拶、資料説明、特別資料として園田委員から児童ポルノ禁止法について(傍聴人にはなし)

森田委員:前回は時間切れだった。今回は園田委員から資料ももらっています。
まとめは3回目に行います。

◆出会い系サイト広告について
事務局から、雑誌にのっている出会い系サイトがどういうものかの説明。
今までに出会い系広告が載っている雑誌で、有害図書指定を行った雑誌の数など冊数など、配布資料を見ながら現状の説明。
携帯で稼げる(テレビ電話チャットなど)と謳い文句のあるものも出会い系に含めている、など。

事務局:出会い系サイト広告が青少年の眼にとまる確率は、男性向けコミック誌のみ
(資料より、男性向けコミック出会い系広告があったもの→5、その中で有害図書指定したもの→4。女性向けコミックは1冊に広告があり、それは有害図書指定している)

出会い系被害は携帯が主で、大阪府の被害は増加している。
雑誌における出会い系広告については雑協(?)に聞き取りしたところ、かつては雑誌に出会い系は載せないように、自主規制していたが、出会い系サイト規制法が出来て、基準が明確化したことで、18歳未満利用禁止と書けば広告が載るようになった。とのこと。
出会い系サイトが載っている雑誌は、現状で有害図書指定可能

森田委員:(資料を見ながら)小さく18歳未満使用禁止と書いてある。
これで問題ないということになっているが、(これについて)質問、意見は?

岸本委員:実際の被害状況が分からない。 出会い系サイトにアクセスした青少年で雑誌が入り口になった数はどれくらいか?

事務局:それは統計にのっていないので、分からない。

岸本委員:もしネットからなら、雑誌を指定しても意味がない。

森田委員:(雑誌に)載っている限り、一定のアクセスがあるということでは?

岸本委員:それが18歳未満がどうかということだが

事務局:(広告は)大体コミックの物語の間や、巻末に5~6Pの割合いで載っている。

岸本委員:(広告文には)登録無料となっているが、年齢確認するようになっているのか

事務局:一応、確認義務はあるが、どのような方法で行っているかは分からない。

森田委員:入ろうと思えば(いつわって)入れてしまう。

園田委員:被害者内訳の具体的被害内容は?

事務局:被害事例集(?)というサイトに若干被害内容がのっているが、今は分からない。
(記憶によると)児童買春、児童ポルノ法違反がほとんどだったと思う。
児童に一万円渡すと書き込んだ成人の場合や、児童がセフレ欲しいと書きこみした事例などが紹介されている

園田委員:出会い系サイト規制法では、児童側が書き込みなどを行っても罪になる。

事務局:具体事例はあまりあがっていない。

園田委員より、セクスティング(恋人同士が自分の裸体写真を送り合うこと)における、実際の事例を2つあげての説明(園田委員自身の意見含む)。

成人男性が少女に脅迫めいた言葉で自分(少女)の裸体写真を送らせたばあい、児童ホルノ製造罪になるのは、少女の方。
男の方は間接性犯、教唆犯ぐらい。もっと厳しくないと強制力はない。

また出会い系で少女の方が積極的に成人を誘惑した場合、どんなに少女から誘ったとしても、罪になるのは成人の方。
こういう場合など、少女を一方的に被害者と言いにくい側面もある。
そのために、出会い系サイト規制法では、児童が書き込みをした場合は、児童も罰せられる。

園田委員:(少女が積極的であった場合も、統計では被害者としてカウントされるので)数字だけ見て、全てを被害者と言っていいかどうか。
青少年の性についてのコントロールをどうするかがブレている。
統計的には被害者とあるが、実態はよく分からない。
出会い系の番号が載っているというだけで、図書類規制するのは疑わしい。

園田委員;条例は青少年保護といいつつ、実際は保護者の感情を守っている。
有害な環境が青少年の成長を阻害するというが、有害な環境というのも曖昧。
(※地方での裁判の事例で、なぜ有害かということに対して、有害だから有害だとしか言っていない、という意味の説明。地方の名前も言っていたけれど、聞き落とし)

森田委員:因果関係は?

園田委員;それが分からない。
東京は有害図書ではなく不健全図書。(有害かどうかは関係なく)不健全だから規制しているので、大阪と東京は少し違う。
だから、(大阪も指定しやすいように)不健全に変えろと言うのではなく、因果関係がないものに、有害図書として規制するのはどうか。

また区分陳列といっても、キオスクでは無理。また夕刊誌には性描写もあるが、それだけ区分しろといっても出来ない。
あまり意味のない、実態のないものはやらない方がいい。
人間の行動は、後付でどうとでも理由付けができる。

森田委員:<事務局へ質問>時間があれば、(出会い系サイト被害の)実態状況は分かるか。

園田委員:無理。警察はそこまで細かく事例は取っていない。

事務局:色々聞いてはいるが…。

森田委員;全国では被害は減っているが、府は増えている原因は?

事務局:原因はまだ分からない。

園田委員:ネットにいくらでもあるので、ネットとの関係は?

岸本委員:(出会い系にはいるきっかけとして)あまり雑誌からのイメージがない。

森田委員:実効性はないが、努力義務は?

磯野委員:それは意味がない。空しい。

岸本委員:出会い系広告の「18歳未満禁止」の文字をもっと大きくした方が効果があるかも。その方がダメというメッセージを伝えやすい。
心のハードルが高くなる。(電話をかけた場合の)年齢チェックも(簡単なものだとしても)複数回確認しなければならないことにすれば、それだけで違うのでは。ネットでも複数回の確認をしなければならないとすれば…

園田委員:ネットの場合はクリックするだけなので、意味はない

森田委員:(アクセスしたことによって)何が起きるかを知る必要がある。
被害がるということをもっと教えて、心にフィルタリングを

園田委員:全員が犯罪に巻きこまれているわけではないので、難しいのでは?

森田委員:大人は自己責任だが、18歳未満は(被害にあうかもということ自体が)分かっていない可能性がある。

園田委員:韓国では全員に番号がついているので、誰がどこで何を書き込んだか分かる。

全員;(軽いおどろきで)ほう。

園田委員:民主党も税金対策(番号制にして税金の取りこぼしを防ぐ)で2,3年後にはやろうとしている。だが、韓国でさえなりすましが多い。本気でやるなら指紋照合や(※以下分からず、厳重に身分確認しなければという意味のこと)
だが、そういう社会がいいかどうかとなると…。

森田委員;韓国で思い出したが、韓国ではいじめ相談も電話よりネットで行う。
いじめの悩みをメールしたら24時間以内に返信をくれるNPO団体がある。
現在は韓国全体に広がっている。
(日本も)セーフティネットをつくるという方法で、子どもを守るという考えをするべきでは。

園田委員:私は事業仕分け人をやたことがあるが、(対象は)子どもオンブスマン(※子どもおよび青年の権利および利益に関連する問題を監視する職務)。
ただ、ここは機能していない。
子どもで問題がおきると、警察が出て児相が出るとルートが決まっている。
子どもオンブスマンにはもっと、コーディネーター的役割を果たせと言ったことがある。

園田委員:レイプ被害は現在では2次被害が大きいので被害者がためらう。
警察で何時間も取り調べられ、その後やっと病院に行ったかと思うと病院でまた同じことを聞かれる。
ある地方(地方名聞きもらし)では、一カ所で、医療、警察、カウンセラーと全部そろっていて、そこだけ行けばいいような取り組みをしている全部終わるような取り組みをしている。
子どもを守るためにも、そういう大きな仕組みのようなものが欲しい

森田委員;ネガの部分を少なくして、一カ所で終わる相談しやすいものが必要

園田委員:情報規制は限界があるので、現実の受け皿がある方がいいのではないか

森田委員:方向性が見えてきた気がする。
<事務局へ>因果関係の資料があれば、次にお願いします。

事務局:探して持ってきます


◆インターネットについて

事務局:青少年の被害はネットに移ってきている。フィルタリングが有効

事務局より、兵庫県で施行されているフィルタリング義務付けと解除の説明。
(資料に、兵庫県のフィルタリングに関する条例抜粋と、解除手続きの書面用紙あり)
解除理由に3つの理由があり、その理由に該当すれば解除していい。
フィルタリング義務付けしている他府県も、用紙の違いくらいで内容はほぼ同じであること。
フィルタリング状況の説明。青少年インターネット環境整備法、施行前と後の違い。

森田委員:(資料を見ながら)大阪のフィルタリング状況は全国に比べてやや低い?

園田委員:フィルタリングには3つの種類がある。
・ホワイトリスト方式→携帯会社が選んだものしか見れない。
・ブラックリスト方式→アダルトなどが見れない。
ブラックの場合、他のコミュニケーションサイトも見れない弊害が起きているために、(この2つに加え)現在は自分で選べるものも出来ている。
<事務局に>ブラックリスト方式とはどのようなものか?

事務局:認証機関があって、アダルト、暴力カテゴリーをブロックする

園田委員:東京のホリベ氏のところだと思うが、確かそこの基準は図書よりきつい。
なので、フィルタリング解除を厳しくするのは、ややアンバランス
有害図書は一応一定基準があるが、(ブラックリスト方式は)、それより厳しい。
フィルタリング解除を厳しくしたら、その中身は条例よりもきついものが出来てしまう。

事務局:携帯会社が未成年購入のさいには、フィルタリングの重要性、危険事例を説明して理解をすすめている。

園田委員:京都、奈良、和歌山などの状況はどうか?

事務局:京都は兵庫と内容を合わせて今回施行している。
携帯会社は全国展開なので、各県バラバラにやられると携帯会社は困るので、統一して欲しいと言っている。
京都は兵庫と同じなので、よかったと言っている。

森田委員:ブラック方式は年齢によって分けることが出来るのか?

事務局:ブラック方式では出来ない。携帯会社では独自にカスタマイズ出来るものもある。

森田委員:ブラック方式を(われわれが)知る必要がある。
親御さんは、フィルタリングの中味も知らずに、「どっちにしますか?」と聞かれているわけか。

園田委員:そうだ

磯野委員:(資料にある、親からフィルタリングをしない理由として)、フィルタリングサービス自体を知らないという回答があるが、本当に携帯事業所は説明しているのか?

森田委員:(今配られている資料は)青少年インターネット環境整備法施行前なので、現在は認知度はかなり上がってきている。

金田委員:携帯を持つためには、親が買い与えている。携帯会社は説明していると聞いているので、これも親の意識の問題ではないか
親はどの程度認識しているか

岸本委員:親の意識が高い場合、子どもさんもしっかりしていると思われるので、逆にフィルタリングは必要ないようなイメージがある。
フィルタリングが子どもの権利を侵害していると考えるべきかどうか。
見れない、見るための不利益を受けるのは子ども。
見れないために、子どもの成長発達を阻害するイメージはないが、その辺はどうか。

事務局:青少年インターネット環境では、有害情報に触れさせないことが、子どもの権利を守るという考え方をしている

岸本委員:(暴力がブロックされることによって)世界情勢、戦争などがブロックされ、知ることが出来ないということはないか?

事務局:それはない。基本はアダルト、暴力、オカルトなど

岸本委員:そういうのはいらない情報だと思うので、厳しくしても問題ないのではないか?
親御さんの意識が低い子どもを守るのが目的なので、厳しくても問題ないのでは。

事務局:兵庫県の条例では、フィルタリング解除理由にチェックを入れることで、親が責任を持つという意識を持っているということになる

磯野委員:しかし、(意識など持っていなくても)面倒くさいからチェックを入れてしまえば、それで終わりでは? 

事務局:それは事務局でも話題になった。

岸本委員:ペナルティがあればいいが、それはないのか?

事務局:それは出来ない。心理的ハードルの高さを狙った。

森田委員:兵庫県では知事が親、事業所に対して~(※権限を持っているという説明)

岸本委員:それはすごい。問題が起きたときに問いただすことが出来るわけか

森田委員:ただし、その条例を知った上でチェックを入れているかどうか。
<事務局へ>現在大阪には書面もない?

事務局:ない。口頭説明のみ

森田委員:その現状をどうするか

事務局:兵庫も意識の低い親御さんに向けてのもの。意識の高い人は関係ない。

磯野委員:私は京都の委員も兼ねている。
大阪では園田先生は全体を見ているが、京都は子どものために厳しくしないとダメだと言えば、大体はそうだね、ということになる。
大阪は勉強になる。

森田委員:私たちもフィルタリングがどういうものか、知る必要がある

◆風俗求人誌について

事務局から、対象となる求人誌を資料として委員に回す

事務局:飲食店の求人もあるが、ずっと見て行くとアダルトの求人になる

岸本委員:普通の求人と思い、性風俗と知らずに応募して怖かったという報告はある

事務局:それは普通の仕事と思って?

岸本委員:そうです。この相談は大人だったが

事務局:普通の求人にこんな情報が載っているのは問題という議論が上がっている。
性描写はないので、有害図書指定出来ない。無料なら迷惑防止条例があるが、有料なのでそれも外れる
一応有料だが、実際はほとんど無料で配っている。タバコ屋などにおいてあって、タダでもらえた。
これらも規制が必要か

森田委員:タバコ屋のメリットは?

事務局:昔は業者がラックを持ちこみ、置いてくれたら月にいくらか払っていた

金田委員:書店の場合でも、ラックをおけば3千円払うというので置いたが、あとで中味を知って驚いて断ったというものがある
<事務局へ>売れてるんですか?

事務局:今まで置いていたコンビニが置くのを止めたら、問い合わせがあったので、一定量売れている。

園田委員:この雑誌を青少年が買っているのか。買っていたとしてどのような影響があるのか。実際にこの求人の店で働こうとしても、それは出来ない。店が処罰される。
あまり青少年に関係ないのでは?

金田委員:安易に金が稼げるということを知ることは、青少年によくないともいえる。

園田委員:しかし、実際には働けない

磯野委員:(求人雑誌を見ながら)若くてかっこいいホストの写真が載っているが、中学生が100円くらいでこれを買っても、それを見て「かっこいいな」と楽しく思うくらいでは?
 
岸本委員(?):住所登録して定期会員になれるハガキがついているが

磯野委員:住所を書くだろうか?若い子でもちょっと考えれば、そんなところに住所を書くのは危険と思いそうだが

園田委員:携帯で同じような求人サイトはあるのか?

事務局:PCではある。携帯では未確認

岸本委員:社会的に問題ではあるが、青少年とはあまり関係ないのでは

園田委員:大人社会の問題で、青少年条例では無理な気がする

磯野委員:社会としての規制は必要かもしれないが、青少年条例とはズレる

森田委員:ちょっと条例とそぐわない

金田委員:ジュニアアイドル誌などに載っているなら望ましくないが、これは求人だけなので

岸本委員:実際に子どもは買っているのか?

事務局:分からないが、女子校の回りによく置いている

岸本委員:そう言われるとターゲットにされているのかと、気になる。
(求人誌を見ながら)アニメのようなものもある。子ども向けのような絵がある。
あと(気になるものは)はブルセラ広告。
実態が分からないと…。

事務局:求人誌を無料で配っていたときは、親から子どもが持って帰ってきたと苦情があった。有料になってからは特にない

森田委員:苦情は最近は特にないと

事務局:こちらにはない。大阪市は分からない

森田委員:望ましくはないが、条例でどうにかするかといえば、どうかということ話しになる。岸本さん、いいですか?

岸本委員:実態が分からないので

森田委員:この辺で時間だが

園田委員;ちょっと発言させてほしい。
青少年に対する教育の問題、メディアリテラシーがどのように行われているか知りたい。
携帯のいじめ、(裸画像を撮るなどの)児童ポルノ製造罪は懲役3年以下だが、そういうことを青少年は知っているのか。きちんと教えているのか。
知らせないようにだけではなく、教育が大切

森田委員:青少年が加害者となる側面もある、親はそれも知っておかないと。

園田委員:被害者を防ぐのも保護だが、加害者になることを防ぐのも保護

事務局;調べます

森田委員:意識の高い学校もあるが、それを広めてゆきたい。
3回目は10/29の10:00から、議論の取りまとめを行う
園田さんの児童ポルノの資料も(各自)見ておいて下さい。

終了

<文 kamon><チェック・加筆修正 月子 アラスカ>
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毎回わかりやすくてきちんとまとまってるレポートをありがとうございます!

行けなくてもどんなことが話されているかよくわかって助かります。
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